地震に強い百年住宅を徹底解説

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地震に強いというイメージのある百年住宅の事を知るために、営業の方に話を伺いに行きました。

百年住宅は、地震に強いではなく、地震に無傷を強調しています。

過去の大地震に対してどうだったか?振大実験に何度耐えれたとかではなく実際起きた地震に対して

窓ガラス1枚割れない無傷であったことを宣伝しています。

その秘密は、とにかく強いPCパネル

鉄筋とコンクリートをドッキング

一般的な現場打ちのコンクリート造ではなく、百年住宅の鉄筋コンクリートは、厳格に管理された工場で生産。

一枚のパネルで、ジャンボジェット1.5機の重さに耐えれるんだとか。

スケール感は、わかりませんが.とにかく頑丈だということがわかります。

このPCパネル製造工程の中で、振動締固めがあります。

これは、高周波バイブレーターで振動を与えて締め固めします。

隅々まで均一に隙間なく締め固めることによってより頑丈で劣化の原因となる水の侵入のスキを与えない構造となっています。

このPCパネルを家外側に組み立てていくのですが、頑丈に家を、作る分間取りには制限があります。

このパネル3日間分までの窓は可能のようですが、4枚分は、家の強度を守る為、NGのようです。

最近のデザインハウスでよく見る、開放的な大きな窓は、百年住宅では、出来ないようです。

ただ3つ分は開けらるので、そこまで、希望の間取りが出来ないケースは少ないと思います。

百年住宅を支える構法は、官民一体となって開発されたWPC構法です。

振動台実験も行っており、実験により、よりよい住宅造りをするという姿勢が感じられます。

百年住宅は、熊本地震でも窓ガラス1枚割れず、一部損壊もなかったようです。

これだけ頑丈であれば確かにと思う。営業の方にお話しを聞く限り、窓ガラスは普通の強化ガラス等ではないとの事でした。

熊本地震でも一部損壊が基礎部分にあると傾きが出るほどになれば、住むのに危険になってくる

それでも一部損壊。実際熊本地震でも罹災証明に対する不服件数は6000件を超えている。

さらに大地震になると件数も多く、罹災証明事態の調査に遅れが生じ、避難所暮らしの長期化が問題視された。

情報のソース

不服申し立て6000件超す 罹災証明書巡り

熊本、生活再建遠く 地震2カ月、罹災証明待ち4万件

百年住宅がこの業界に問題視しているのが、全半壊はないと大手ハウスメーカーは宣伝しているところは多いが、一部損壊については、記載していない。悪いところは公にしない。

実際YouTubeなどで大地震後に基礎部分に一部損壊があった家が、2年後の再調査で更地になっていたというものもある。

この百年住宅が過去の大地震で一部損壊すらないのは、頑丈なPCパネルだけでなく、頑丈な基礎にも要因があります。

百年住宅の基礎幅は、他社の約1.2倍

基礎にはダブル配筋を施しています。

シングル配筋と比べてより強固な基礎になります。

さらに基礎の床下部分に土を隙間なく充填することで、基礎を面で、支えることができ、かなり強固となります。

他にも土を充填するメリットは、地熱を利用できる。シロアリ対策をしなくても良い。などがあります。

展示場の地熱利用のコーナー。土の地熱って冬暖かいだけのイメージだけでしたが、夏にもいい影響があるんですね。

さらに百年住宅では、地盤調査にも拘りがあります。それは、一般的なハウスメーカーが、スウェーデン式サウンディング調査なのに対し、百年住宅では、これにプラスでボーリング調査を行っています。

より詳細な地盤を調べることができる。

これでもかって言うぐらい頑丈な家造りに執念すら感じます。

CMも頑丈な、なかやまきんに君ですもんね(笑)

百年住宅は本当に頑丈で、展示場の家の上に車が乗ってます。

さらに屋上に大きな木など庭を作る事も可能。頑丈な家だからこそ出来ることですね。

屋上の庭で週末ゆっくりすることができるなんて憧れますね。

こんな大きな木も置けますね。

社員の方もコロナ前は、ここでバーベキューなんかもされてたみたいで、煙やニオイも1階の庭に比べて周囲への気遣いもいくらか屋上のほうが良さそうですよね。

ピザ窯なんかも作って、子供と一緒に作るなんてことも休日の過ごし方として、ありえる。

2階にテラスから屋上への階段を設置することも可能。

百年住宅の頑丈さは、地震に対する備えだけではなく、火災や台風にも強い構造となっています。

実際に展示場で百年住宅の外壁を見た時に、タイルかと思ってました。

実は、外壁もコンクリートなんですね。だから火に強い。

すぐ隣の家が全焼しても燃えないコンクリート住宅

百年住宅は、火災保険料率では、T構造にランクされ、木造住宅の2分の1程度とメリットがあります。

さらに、百年住宅の家は、台風にも強い。

沖縄県では、現在日本の主流である木造住宅より鉄筋コンクリート造が主流です。

もともとは、沖縄県の新設住宅着工戸数は、9割近くが鉄筋コンクリートでしたが、近年はその割合は減少傾向にあり、令和3年度は、73.4%まで低下している。

情報のソース

https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/jutaku/kikaku/documents/4.pdf

それでも、やはり台風の多い沖縄県では、台風に強い鉄筋コンクリートが選ばれている

それだけ、コンクリートは頑丈で台風にも強いということが分かる。

百年住宅では、業界初となる台風保証をつけいています。

ここまで頑丈な百年住宅ですが、デメリットもあります。

上記で少し書きましたが、間取りには制限があります。

PCパネル3つ分までしか間隔をあけれないので、開放的な窓は厳しいかと思います。

また、PCパネルを変形させて湾曲出来ないので、どうしても家が四角で、丸みを帯びた家造りはできません。また、木造に比べてコストは高くなります。

メンテナンスやリスクに備えたメリットや、自由度が制限される家空間のデメリットと天秤に合わせて

どう決めるかはユーザーです。

しっかりと考えて決断しましょう。

書き忘れてましたが、換気システムについて、尋ねたところ、第3種換気でした。大手ハウスメーカーが徐々に第1種換気に切り替えていますので、若干トーンが低かったようにも思います。

また、断熱材については吹き付けのウレタン。

これは展示場の内部が見れるコーナーでウレタンの断熱材

このあたりは、グラスウールより良いという理由でどのハウスメーカーもウレタン系に代わってるので差別化はできてないようです。

気密性については、C値0.8~1.0ですので大手の中では、やや下のほうといった立ち位置。

遮音性については、コンクリートなので非常に高く、防音設備無しの部屋でかなり遮音性が良かった。

窓を小さくすればするほど遮音性も高まるということでした。

これは住宅展示場にあった音の比較できるところ。確かに木造に比べて叩いても音が響かない。

最後に

百年住宅については、もう建てたいというかたの要望や層はハッキリとしています。

それは、丈夫で災害に強い家にしたい。そういった方々にとっては、金額を抜きにすると第一候補ではないでしょうか。あとは、価格がどうかですね。

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