大成建設ハウジング(絶強の家 パルコン)の特徴

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大成建設ハウジング(絶強の家 パルコン)の事を知るために、住宅展示場で営業の方にお話しを聞きました。

前は、久留米インター近くのKBCにも出展してたんですが、今は福岡は、マリナと北九州のみ。

大成建設の最大の特徴は、コンクリ住宅。百年住宅とどっちが強いのか?はわかりませんでしたが、

とても頑丈な構成なのは良く分かりました。

コンクリートパネルでとにかく頑丈。コンクリートパネルの壁式構造

木造や鉄骨の家に比べて頑丈であることは、素人目でもわかるでしょう。

個人的には、へーベルハウスの重量鉄骨や木造のライフデザインカバヤのCLTあたりと強度がどの程度違うのか見てみたい。

大型クレーンで組み立てるので、そもそも大型クレーンが入れる場所でないと建設できない場合もあります。

トヨタの軽量鉄骨も工場でほとんど生産されて、建設現場は、クレーンで組み立てるので、同じように建設できない土地は存在します。

2階建ての場合、パネルの重量があるので、パネルの場所に制限があり、間取りが完全に自由にできるわけではない。木造の筋交い工法などと比べると特に制限は多い。

地震に強いのは明らかですが、東日本大震災のように、津波などが起こった場合もコンクリート住宅は重さがあるので強い。

東日本大震災で、大成建設のコンクリの家は、全83棟のうち、1棟も流出しませんでした。

実際に東日本大震災で大成建設のパルコンの声

巨大津波に流されなかった住まいを改修して、 「希望」という名の喫茶店を開きました。

やはり、コンクリの重量で、そうそう流されない強さがあるのでしょう。

同じコンクリ住宅の百年住宅も、同じように津波や土砂災害に対しても強いと動画など含めて案内を受けました。

大成建設のパルコンも土砂災害に強い。

さらに、コンクリート住宅は、火災にも強い。

頑丈な家のメリットは災害に強いという以外にも、耐荷重が強いので、通常の木造などの住宅には真似できない屋上造りが可能。

大成建設の絶強の家パルコンと隈研吾さんとのコラボ

モクコンの家。

パルコンの新たなデザインシリーズとして、日本を代表とする隈研吾さんとの作品

2023年3月より販売されています。

コンクリの強さがありながら、木造の良さを体感できるというなんとも贅沢な仕様。

このモクコンの家を一言で表したとされる言葉。

住む人が、自らの創造性を発見する場所

隈研吾さんがおっしゃったことだそうです。

構造がコンクリートに見えん!これは良いですね。

大成建設ハウジングでは、様々なデザインのラインナップがあります。

パルコンの持つコンクリート住宅としての重厚さ・堅固といった躯体の特徴とシャープなデザインの両方を表現した「ロア」。伝承を意味する「Lore(ロア)」と名付けられたこの邸宅

プレーリー。端正な美を際立たせる水平の庇ライン。 大人のゆとりをシックに表現したデザインスタイル。

ファサードから少し張り出した屋根や袖壁が、建物の輪郭を縁取ることで、タイル張りの外壁面や木目調の格子、バルコニー手摺など、様々なデザイン要素をまとめあげた、調和の取れた邸宅

閑静な街並みに存在感をもって佇む、今までにない現代的な和の風格。

個人的にはロンドなんかはいわゆるコンクリ住宅っぽくない外観で、コンクリ住宅で和を感じる外観が好みです。

大成建設ハウジングを選ぶ理由としては、やはり災害に強い家でしょう。

コンクリ住宅は、業界でも少なく、ライバルは百年住宅でしょう。

坪単価を聞く限りは、百年住宅と同等か少し安いかなという印象でした。

ただ地震に対するエビデンスというか実態調査は、百年住宅が勝ると思います。

過去の大地震に対して、全半壊ゼロはもちろんのこと、一部損壊もなく、無傷であったと公言しています。

他の木造、鉄骨ハウスメーカーも全半壊ゼロはPRしてますが、一部損壊については、口を閉じてます。

大成建設ハウジングは、そういった過去の大地震に対しての全半壊及び一部損壊の被害状況など

一般的に発信はしていません。構造としては明らかに強いのですが、百年住宅に比べるとエビデンスに劣ると思います。

ただコンクリの強い家で、コラボ作品のようなデザイン性のある家だったり、魅力的なハウスメーカーであることは間違いありません。