ヘルシーホームの事を知るために岡山県の住宅展示場へ営業の方にお話をうかがいました。
ヘルシーホームは、地場のハウスメーカーの中でも優良ハウスメーカーだと感じました。この岡山地区で年間約350棟も実績がある理由もよく分かりました。
その理由について、話を聞いて私なりにまとめていきたいと思います。
まず、ヘルシーホームは全棟構造計算を行っています。木造2階建て以下の住宅に関しては構造計算をしなくて良いということになっており、多くのハウスメーカーや工務店は、コストをかけてまで構造計算は行いません。
私自身、実際に数多くのハウスメーカーや工務店に伺う際に構造計算を行っているかどうか聞いてるので、それは確かです。
また、構造計算を超簡略化した、壁量計算は行うといったところはあります。
ただやはり、構造計算を行う工務店のほうが安心だと思っています。万が一、家を手放す際も、構造計算があるお家のほうが、有利に作用することは間違いないと思います。
ヘルシーホームは設計事務所を自社で構えているので、スムーズに行えているのでしょう。
まず、ヘルシーホームの性能や安心のポイントについて
ヘルシーホームでは、ベタ基礎を採用。面で支えるベタ基礎については、多くのハウスメーカーや工務店で採用されていますが、基礎配筋のピッチが短く、配筋が2倍。一般的なベタ基礎より強固となっています。
日本三大軟弱宅地と言われる岡山県。しっかりとした基礎は必須。
壁には、スーパーストロングウォールを採用。国土交通省認定で、リクシル(トステム)が開発。
外力に対して面で、力を分散する優れもの。
主要取引先でもあるようにヘルシーホームはリクシルの取引量が多いのでしょう。住宅設備関連など取引量が多いメーカーは掛け率も下がるので、他のところより少し安いかもですね。
初めに書いた通り、ヘルシーホームでは全棟構造計算を行っており、耐震3を取得しています。
また、耐震だけではなく、制震ダンパーを採用しており、地震の揺れを軽減。
この制震ダンパーは、住友ゴム工業のミライエではなく、アイディールブレーン株式会社のミューダム
制震ダンパーのミューダムの他社制震ダンパーとの違いは、夏冬の気温差や、地震の加速度によって性質が変化するゴムやオイルを使わず、ずべて金属パーツによって構成されているため、環境に左右されず常に安定した性能を発揮します。
また金属流動部は摩擦を受け続けても一定の摩擦抵抗力を保ち続けるため、繰り返しの地震に対して安定した性能を発揮します。
これが一番大きな理由。ただ地震の吸収率という観点では、ミライエのほうが数値上は、上になっています。季節差など考慮して、ヘルシーホームは、制震ダンパーにミューダムを採用しているのでしょう。
ヘルシーホームの気密性・断熱性
ヘルシーホームでは、気密性C値、断熱性UA値など公式に公表しておりません。
全棟気密試験なども行ってはないようです。
特徴としては、吹きつけ断熱。これは、桧家の子会社である日本アクアのアクアフォームを採用しています。
内断熱の企業は最近、グラスウールからこのアクアフォームへ切り替えるところも増えている印象。
気密性、断熱性が上がります。
サッシは、アルミ樹脂サッシを採用。外はアルミで、うちは樹脂ですね。紫外線に弱い樹脂のデメリットを補う為、外側だけアルミにしている。
ヘルシーホームが他のハウスメーカーに比べてそこまで力を入れていない部分は、この気密性や断熱性かなと思います。
唯一公表しているのは、住宅性能表示 断熱等性能 等級4です。
カタログにも、北海道や沖縄に対応するような過剰な性能は必要ありません。過剰な性能は住宅コストを上げてしまいます。ヘルシーホームはこの岡山に適した住宅性能で建築します。と記載されています。
要は、気密性・断熱性をこの岡山でそんなに力入れすぎてコスト高になる必要ないんじゃ?ということでしょう。
ただ、ヘルシーホームは実は、takumitoという商品シリーズで、C値1以下、UA値0.46以下という家を販売しています。トリプルガラスなども使用しているので、UA値0.46以下はかなり高い断熱性能
ヘルシーホームで、どうしても気密性や断熱性を上げたいという方は、takumitoシリーズも検討してみてください。
ヘルシーホームが、しっかりしているという点は、建築の工程の中で、しっかりとした基準で行われているのか、第三者機関でチェックしている。
見に来れない施工主の為に、家づくりの生中継をしています。いろんな企業を訪問したけどこんなサービスは初めて。安心感ありますよね。
ヘルシーホームは、建てたあとも安心のポイントがあります。
24時間、365日対応のコールセンターもあります。
地場らしく長期保証など地域に密着した企業でした。それと土地から探されている方はとくに、ヘルシーホームは頼りになります。ネットにも載っていない土地情報などたくさんあり。
地区や坪数、金額などで探してもらうこともできますよ。自社で保有している分譲地などもあり
地場で長くしている企業は土地情報が多い。
まとめるとヘルシーホームが岡山で支持されている理由は
構造計算を全棟行っていること。建築途中の家の状況をリアルタイムで確認できる。
耐震・制震に強い。アフターも良い