ライフデザインカバヤの事を知るために、広島県の住宅展示場に伺いました。
こんな開放的で大きな窓も可能なハウスメーカーです。
日本カバヤ・オハヨーホールディングス㈱の傘下で、同グループには、オハヨー乳業、カバヤ食品などがある。
2017年にエス・バイ・エル・カバヤ株式会社からライフデザイン・カバヤ株式会社に社名変更しています。
岡山県ではトップハウスメーカーとして名高い。ここ数年広島にも注力しているようで、2019年には広島市内で初の総合展示場に出店し、2021年には、広島県住宅着工件数1位を獲得
岡山県をしっかり固めて、広島を攻めてる感があります。
取り敢えず、中国地区でもっとも勢いのあるハウスメーカーであることは間違いありません。
ライフデザインカバヤが選ばれる理由をお話を聞き、私なりに考察しました。
性能面は?
ライフデザインの工法は、モノコック工法と筋かい工法
モノコック工法は、大手ハウスメーカーも採用している面で抑える地震に対して強いと言われる工法。
筋かい工法
筋交いで、三角形を作り、外力から力を逃がすことができる。
一般的には、モノコックと筋かい工法は、約70%を占める日本で最も使用されている工法と言えます。
さらに近年ライフデザインカバヤでは、CLTハイブリット構法という独自の工法を編み出しています。
CLTとは、1990年代中頃からオーストリアを中心として発展してきた新しい木質構造用の材料であり、挽き板(ラミナ)を木の繊維方向が直交するよう積層接着した新しい素材です。
ライフデザインカバヤでは、構造材にエンジニアリングウッド(構造用集成材)、梁にドライビーム、筋交いにLVLを使用。LVLは、板を重ねて強度を付けている点は、集成材と変わらないのですが、剥離性が少なく、耐震で重要な筋交いにおいているのでしょう。
これからかもわかる通り、工法としては一般的な工法ですが、要所の木材にこだわっている。
ひとつの選ばれる安心のポイントかもしれません。
また、ライフデザインカバヤでは、制震に住友ゴム工業のミライエを採用しています。
これは、多くのハウスメーカーや工務店でも採用されているもの。
地震の力を吸収し、熱に変換するというもの。
これを可能にしているのが、高減衰ゴム。
最近訪れたところでミライエを採用していたところの記事も参考までに
ミライエは本当に多くの企業が採用していて、地震の時にあるとないとでは、大きな違いがあるので
検討しているハウスメーカーにミライエの採用があるか要チェックポイントです。
とにかく、木造の中でも、造りがしっかりとしていて強いイメージのライフデザインカバヤ。
坪単価は以外にもそう高くないようで、75万~。規格住宅のアレバは、坪単価60万程度とお手頃。
ただ、アレバは選ぶ形と、CLTは使用していません。耐震等級は3です。
カタログを見るとこんな感じでUa値なども表記しています。
換気システムは、第3種換気。窓はペアガラスでサッシは樹脂。
手の届きやすいところから、しっかりとした注文住宅まで幅広い層にアプローチしているところも
契約棟数が多い理由。
岡山・広島では抜群の知名度があり、岡山市役所なんかの公共施設も多く施工しています。
福岡はまだ進出して2年程度なので知名度はこれから。
岡山・広島地区は、価格帯も九州以上に競争相手が多い中、NO1をとってきている企業なので
総合力は強い。私が伺った日の展示場も予約がかなり入っていて賑わっていました。
北海道からや岡山からなど福岡もいろんな刺客がやってきて、お客としては、選択肢が広がるので
良いのですが、ハウスメーカーや地場の工務店としては、大変でしょうね。
南からもリブワークや、シアーズといった強いところも福岡で既に知名度を上げてますし、
そのうち、七呂建設辺りも北上するのではないでしょうか。
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