一条工務店のことを知るために実際に一条工務店の営業の方にお話しお聞きしに展示場に伺いました。
一条工務店と言えばどんなイメージでしょうか?
家探しを始めて、初めて名前を知ったという方も多いのでは?
一条工務店は、CMなどの広告費にお金をかけていません。口コミから口コミで広がっているようです。
また、SNSでも投稿が多く、インスタを見て展示場に来場する方も最近は多いようです。
実際の建てた方の本音や、光熱費代などあげている方の投稿も多く、こんなに電気代が安くて、売電収入もあればと興味を持ち、住宅展示場に行ってみようという方も多いのでは?
実際にリアルな本音って大事ですよね。
良い所だけじゃなくて、このぐらいガチなリアルレビュー見たい。たぶん、実際に一条工務店で建てて、内覧会してる家よりリアルなレビューだと思います。
太陽光発電なんかの実際のレビューもありますね。
一条工務店は、住宅設備も自社製造しており、価格を抑えている。選ばれてる理由も、それそぞれの収入層が満足するクオリティと程よい価格帯を提供出来ていることではないかと思います。
一条工務店は、2023年にHUGme(ハグミー)を発売。営業の方にお話しを聞いてもかなり売れ行きは良いようです。低価格帯のブランド商品ですが、何故か耐震性能は、最上級の2倍耐震。耐震等級はもちろん3ですが、耐震等級の1.5倍が耐震等級3なのでそれを大きく上回る耐震性能となっています。
間取りは100のプランから選び、断熱材などismartなどに比べるとグレードダウンの部分もある。
しかしながら、現在の住宅価格高騰においては大変魅力的な価格帯となっています。
こういった感じでいろんなパターンの間取りから選ぶスタイル
100プランに至るまでは、設計士が議論を重ね、長い時間をかけて、最終審査に残った500プランから厳選した100プランとなっているようです。
一条工務店のこのハグミーにも採用されている2倍耐震とは?
2倍耐震を支えるのがこのミッドプライウォール
一般的な内壁の3倍の強度。構造用合板を両側からたて枠で挟み、くぎを打ち付けることにより、地震のちからによるねじれやゆがみが小さくなるといったもの。
この2倍耐震は、過去の地震動で実験を繰り返し、その結果から生まれたのが2倍耐震
2倍耐震での実験も行っています。
実際の生活を想定した内容で、太陽光やキッチン周りなど生活感のある状態で耐震実験を行い、外側から家の中までどのようになるのかを過去の地震波で検証しています。
2倍耐震ではタイルの剥がれや、内部損傷もなく、気密性能も実験前と変わらない内容でした。
上のYouTubeから動画で見ることができます。
面で支える点などは、他の大手ハウスメーカー同様です。一条工務店が特徴的なのは、地盤調査に力を入れている点。自社内に業界初となる地盤調査研究所を開設。地盤調査は無償で行っている。
営業の方が地盤調査検査員の資格も持たれていました。実際地盤調査を行っているそうで、夏場はかなり重労働かもしれません。基本は2時間~3時間程度ですが長いとほぼ一日要するケースもあるそうです。
地盤調査を無料にしているところもありますが、基本は有料が多く、外注した場合の費用は、10万近くかかるそうです。
一条工務店としてもモデルハウス見学に来られた方の次のアクションとして関係を築けるので無償にしているのでしょう。
一条工務店の地盤調査が安心なのは、自社に集められた70万件の地盤調査データから分析しているところ。また、専門的な言葉を並べず、一般の人にもわかりやすい調査報告書を作成している点。
耐震については、木造メーカーとしては上位に位置していることには間違いありませんし、
2倍耐震など耐震3を上回る内容を分かりやすく、消費者に示せている点も一条工務店が選ばれている理由だと思います。
次に、一条工務店の大きな特徴の気密性について
業界トップと言われる一条工務店の気密性
一条工務店の高性能ウレタンフォームは、一般的なグラスウールに比べて約2倍の断熱性能があるとの事。
吹付ウレタンフォームに比べても大きな違いがあります。
一条工務店では、外壁、天井、床のすべてに採用している為、外気の影響を受けにくい構造となっています。
それで一条工務店の家は、保温ボトルのような家となっています。
一条工務店の床暖房に使用するお湯の温度は25℃前後。一般的な床暖房は50℃ですので、約半分ほどの温度です。
実際住宅展示場など訪問した後に、営業の方からも、一条工務店で建てた方の入居訪問を勧められます。
実際の入居している方のざっくばらんなお話が聞けるとの事で、実際の電気量のことなんかも話されることもあるようで、一条工務店の営業の方も住宅の案内までで、あとはオーナーさんにお話しはお任せしているとの事でした。実際の本音なども聞けると思います。
一条工務店の販売数からしても全国各地、オーナーさんのお話を聞ける機会はありそうです。
一条工務店の床暖房の配管は、架橋ポリエチレン製配管をしようしており、50年以上の耐久性があります。また、一条工務店の配管に流すお湯の温度は30℃以下なので、配管にも優しい温度でそれも配管が長持ちする要因となっています。また、つなぎ目もない為、床下での液漏れもないようになっています。
展示場で見せていいただいた配管。
この配管が床下全体にあるんですね。
一条工務店は、気密性や断熱性が高いので温度が低くても床暖が効くのですが、私の知り合いは地場の工務店で建てたようで、床暖がかなり熱くて切っていると言ってました。
一条工務店の方に聞くと、やはり気密性などが高くなければ温度を上げないといけないので
そうなるケースは多いとの事。一条工務店は気密性が大手ハウスメーカーの中でもトップに位置しているのでそういったことにはならないとの事でした。
ここからは一条工務店の方に聞いた、商品ブランド毎のざっくりとした坪単価です。執筆時2023年8月
安い順に書いていきます。
HUGme 54万円
i-smileⅡ 64万円
SAISON Atype 67万円
i-smileⅡ+ 67万円
ブリアール 69万円
一条の洋館セゾンSAISON 71万円
i-cube Ⅲ 71万円
百年 72万円
i-smart 76万円
GRAND SMART 78万円
GRAND SAISON 80万円
あくまでざっくりとした坪単価です。オプションなどによって全然変わります。
ただ、このブランドが一条のどの位置にあるのか?確認するにはわかりやすいと思います。
幅広い層に受け入れられてるのはこの幅広い商品ラインナップ。
家の建て替えを検討してますが、かなり一条工務店に今のところ惹かれています。
一条工務店の営業の接客レベルも高いんですよね。ここで働く営業の方は大変でしょうが、展示場に着た後に、アンケートと評して、展示員の接客についてのアンケートのお願いがきます。クオカードにつられて答える方は多いと思います。
だからそう変な接客はできなし、製品の説明レベルも高くなくてはなりません。
これはほかの大手ハウスメーカーが実施しているのかというと今のところ私が訪れる限り、一条工務店のみでした。
地盤調査から接客レベルと結構大変でしょうね。
私を案内していただいた方は、本当に凄く親切で、事前の住宅展示場の予約の際に書いていた備考の要望までしっかりと目を通していただいて、的確な説明をいただきました。
これは結構他のハウスメーカーは、スルーしてたり見てなかったり、そもそも自社サイトからの予約じゃなくて、と言い訳で予約をすっ飛ばしてたりも実際ありましたからね。
一条工務店の住宅展示場に伺った後のアクションとして提案されるのも他のハウスメーカーに比べて豊富です。この辺りも販売数が多い理由だと思います。
まず、土地持ちや建て替えなどであれば、地盤調査。I-TABの貸し出し。近くのモデルハウス見学。実際一条工務店で建てられた方の見学ツアー、ZOOMお宅見学、住まいの体験館
非常に豊富です。住まいの体験館は私の住んでいる地区では飯塚工場を案内されました。
またいろいろと体験したら追記していきたいと思います。
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