桧家住宅のことを知るために住宅展示場で営業の方にお話を聞きました。
厳密に言うと、私が伺った久留米の展示場は、桧家住宅のFCをしている、熊本本社のシアーズホーム
九州を中心に桧家住宅のFCと独自ブランドも立ち上げています。
桧家住宅本体は、ヤマダ電機グループに属しています。
桧家住宅の各住宅展示場は、実際に建てられてる方々と同じぐらいの等身大サイズが多い。
よくあるモデルハウスサイズではなく、リアルサイズでより実際に建てる家のイメージがしやすい。
そういったコンセプトで各展示場に建てられているようです。
まず、桧家住宅の大きな特徴として、断熱材に自社グループの日本アクアのアクアフォームを採用しています。
最近伺ったところでは、福岡の鬼丸ホームや鹿児島の七呂建設がアクアフォームを採用していました。
内断熱の企業では、グラスウールから、他社と差別化するために、アクアフォームを採用するケースは
今後も増えるのではないかと思います。気密性の観点でいくと理論上もグラスウールより有利であることは間違いないと思います。
展示場にあったグラスウールとの比較。隙間なく充填できるアクアフォーム。
桧家住宅は、全館空調を採用
Z空調と呼ばれ、ヒノキヤと空調をダイキン、換気を協立エアテックがコラボしています。
特許も取得
家を守る耐震についてはどうでしょうか。
モノコックとは違うようですね。在来工法と2×4工法のいいとこどりとしているようです。
在来工法に一部、構造用耐力面材をつけているといったところ。
構造用耐力面材には、吉野石膏のEXハイパーボードを使用しています。
壁量計算により耐震最高等級を実現としています。壁量計算は、構造計算に比べて、かなり簡易的なものとして認識しておいたほうが良いです。構造計算までするとかなり分厚い資料となり、構造設計一級建築士が必要となります。
最近伺った構造計算まで1棟毎にしているところは、熊本の木村建設。R+houseに加盟しているので設計士と作るお家として本当の意味での注文住宅が可能になる仕組み。良かったらお時間のあるときに見てみてください。
しかしながら、桧家の魅力はやはり、ローコスト寄りな若干安いというイメージ。
だからといって、気密性や、空調、耐震など一定のクオリティを保っていて、一般的なローコスト住宅より性能が良いが比較的安い。
しかも間取りで融通がきく。ミサワホームのようなスキップフロアも積極的に提案してくれる。
インテリアパターンも沢山あり、標準仕様でも選べるバリエーションが多いのも桧家住宅の特徴
予算と相談しながら現実的な延床面積で、そこそこの納得できる性能、間取りを実現できると思います。
モデルハウスに行くとまぁそれは素晴らしい住宅の数々が見れますが、実際見積もりなど進むと現実に戻ります。
リアルサイズで分かりやすい桧家住宅の展示場は参考になることが多いと思いますよ。
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